昨日も赤チンで、夜中の1時過ぎからだいちゃんはうろうろ
1時間おきくらいにうろうろするんだけど、今日のことで頭がいっぱいだったDaiはなかなか気付いてあげれなかった。(ごめんねだいちゃん)
で、パンツをはかせると、なぜか落ち着くのかそれからは、お布団の中に入ってぐっすり寝てくれた。
Daiは、訳のわからない夢にうなされていた・・・・・・
今日は、だいちゃんのことというよりは、
ひぃばぁ(89歳)のことなんです。
覚書としても残しておきたいので、ここにかくことにしました。
まず、登場人物は、
ケアマネージャー と
事業所の所長(女性) と
私達家族
まず最初に、今の現状なんですが、
ひぃばぁは週に5日、ディケアに通っています。
そのうち、2日はリハビリが入っていて、3日は入浴介助があります。
もう1日、月によってディケアが入ったり、ヘルパーさんとの散歩が入ったりします。
そこで、問題になっていることは、ひぃばぁの体重が重い為に、ヘルパーさんの介助がいろいろ難しいということ。特に、入浴介助とトイレの介助。
そして、介助の際に、手を強くもたれたりすると、血管が切れて内出血をしたります。それと、元々足が悪い。腰も今は軟骨がつぶれているので、自然に骨折している状態です。ただ、痛い時とそうじゃない時があります。
移動は、車椅子使用。家では、ほとんど寝たきりの状態。
で、
ひぃばぁの性格をいうと、元々気のキツイ人で、だいぶましにはなったものの、いらんことを言ったりしています。歳のせいもあり、会話をすぐに理解することはもうできないです。
ひぃばぁのしてきたこともひっくるめての今日の話し合い(話し合いにはなってないですが)それから、細かい話はありますが、それは長くなるので省きます。
<話し合い>
事業所所長)「リハビリの2日だけは来て貰ってもいいですが、入浴介助はうちではもう(体重が重いので)できないので、他の所にいって下さい。ただ、それだけです。」
ケアマネージャー)「あの、他の事はいいんですか?」(事前に打ち合わせた時には、相当な事業所側が思っていることがありました。)
事業所所長)「言ってもしょうがないでしょう。入浴が出来ないことだけ言わせてもらったらこちらは他に言うことはないです。(言い切り)」
腹立ってるんやったら、言ってくれ! いくらでも言い返したる! って、気持ち満々のDaiですが、言わないという戦法をとられてしまったことと、「来たかったらきてください」
もっと言いかえれば
「来れるもんやったらきてみれば」 的な態度。
そして、それだけを言ったら、
事業所所長)「もうこちらからはいいましたから、次の用事もあるので帰ります。」
滞在時間、何分やねん!!
で、そそくさと退場。
正直、ここでDaiは、にえくりかえり1000%くらいです。
苦情事例集を見ても、事業所から一方的に入所を断られることは多々載っています。それも、ちゃんとした理由があるのではなく、「ちょっとやっかいな人」「ちょっと口を出しそうな家族がいる」など、自分達が仕事をするうえで、めんどくさそうと思われる時にあります。
そして、この話し合いの場を持つにあたって事前に、
ケアマネージャーさんと
ひぃばぁとの打ち合わせ(家族立会い)での時の話で、
Daiが質問をしての回答で、ビックリを通り越して
唖然としたことなんですが、
介護の現場では、1番偉いのが『医者』、2番目が『事業所(ケアマネ・ヘルパーなどを含む職員)』・・・・・・で、最後一番立場の弱いのが利用者。だとケアマネージャーは言いました。
このことを聞いた上で、今日の
事業所所長の話は、
決定事項のなにものでもない。
それも、
「うちには、ひぃばぁを介助できる力が足りない。」ということで逃げて。
いつも、何に対して自分は腹を立ててるのだろ・・・って、考えるんですが、今回は、
「言うだけ無理な人間とは喧嘩もせいへん的」 な態度の
事業所所長 の態度がどーーーしても許せない!!
完全下にみられてるやん。やっぱり、ケアマネが言ってた通りやん。
そして、
「仕事だから、ちゃんと仕事はします。」とも言った。
それは、事前の話し合いの時に、Daiが投げかけた言葉に対しての返事だと思うのですが、普通のことだと思うんです。
「お金を貰って仕事をしているなら、仕事をしている間は、何の仕事をしてもプロに徹するべきなんじゃなかろうか。」
それを改めて言葉にして言うこと自体、そういうことを本当に今までしてきたのか疑問である。
そして、自分の所の事業所のレベルの低さを当たり前のように話をするが、それ自体がプロという意識がないのじゃないかと感じる。
話を言い切ることで、事業所所長は逃げたと思っている。
そうされれば、利用者の私達は、どうすることもできないということをわかっているからだ。
今後は、入浴介助をしてくれるケアハウスをケアマネージャーさんに探してもらうことになっています。
でも最後に、ひぃばぁが介護を受けている上で、人のより好みをするというが、それは、ひぃばぁにとって、介助を気持ちよく受けれる人とそうじゃない人がいるからなんじゃないかと思う。
こういう仕事をする人が、人のより好みをするような時限の低い人。或いは、ヘルパー自体が、身体が小さいからといって、自分より大きな利用者を介助できないと言い切るような人が資格を取れるということ。それを認める事業所。
それが、今の現実です。
話が全部すんで、だいちゃんのお散歩でちょっと気分を落ち着けようと母とでかけました。
そして、戻ってから血圧を皆で測ったんですが、
父は、上が170・・・・・おいおい大丈夫かぁ~で、何回か測ってると150台になり、ちょっとホッとしました。父も70歳なので、こんなことでも相当負担がかかっているんだなぁと思うと心が痛い。
Daiもいつもは低血圧だけど、134もあった。多分、今も変わらないと思う。
ずっと、血圧が高いままの介護は自分の身体もダメにしてしまうので、このことは、まだ決着はついていないけれど、これ以上大事にならないようにおさまればいいと思う。
そう思うのが、利用者の立場なんです。
今回の件に関しては、まずは、要介護になっている人が行く場所において、普通でない人と対応する人(職員)の方々が大変なのと、それによって、家族が助かっていることはありがたいことだと思います。
ただ、やっかりだと切り捨てられていく利用者も大勢いる現状を知っていただきたくて書くことにしました。
「痛い」所を握られれば、「痛い」と言う、当たり前のことも言い方一つで「やっかいな人」と片付けられてしまう。
介護保険は、老人が人間としての人権を保てるように生活できる為にあるはずなのですが、そうではないところもあるのが現状です。
昔の人は、家で全て介護をしていたわけですが、ディケアに行く理由の1つには、少しでも身体を動かすことや人との関わりで刺激を与えることにもあるんです。でも、そうすることで長生きするなら、しない方がいいのかと思ったりもしてしまう・・・・・
多分、Daiはショックで当分、このことが頭をぐるぐるまわってしまうだろうと思います。
家族だから、どんなひぃばぁであれ、最後の最後で、こんな仕打ちをうけなければならない(自分のせいもあるけれど)・・・・・耐えられない。
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